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ミシェルブラス

平成20年7月に北海道のザ・ウィンザーホテル洞爺でサミットが開催される。
洞爺湖をみおろす高台にある11階建ての高級リゾートホテル。
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ロビーに入ると、いきなりどでかい吹き抜けと目の前の洞爺湖。フルートやピアノの生演奏もあり、まさに別世界。
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最上階にあるミシェルブラス。フランスの三ツ星、自然から料理を創造する料理人ミシェルブラスの唯一の支店である。
広々とした店内、光と陰をテーマにしたシンプルな内装、そして眼下には洞爺湖か海の贅沢な眺め。すばらしい。ここから感動の世界が始まる。
まず、コースの間は一本のナイフを大切に使い続けるようにと書かれた紙を渡される。ずっしりとした立派なナイフだ。
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コックームイエット。シェフの故郷ライオール村の家庭料理の半熟卵、スティック状のパン、カナッペ。やさしい味。
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板状のパンが石にさしてある、ぱりぱりとおいしい。おかわり自由のパン、カリもっちりでうまい。あとは、ソフトカクテルとミネラルウオーター。
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スプーン3種。一口ずつ、別世界が広がる。
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代表作の温野菜のガルグイユ。約30種類の新鮮な野菜が使われている。すばらしい色彩、微妙に違ういろいろな味を楽しむ、スペシャリテ。
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ポテトにはさまれた特製フォアグラ。くさみがなく濃厚なのにまろやか、言葉につまるぐらいおいしい。フランス厳選のフォアグラらしい。まさにスペシャリテ。付け合わせもうまい。
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メインのフィレ肉。肉厚で歯ごたえよく柔らかく絶妙、味つけも抜群。
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フランスと北海道産のチーズ20種類ぐらいから、自由に選択。黄色いミシェルブラス本店特製チーズもおいしいが、ブルーチーズや北海道産も負けてはいない。
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そして、オリジナルのクーラン。円筒状のビスケットをサクッと割ると、、中から熱々のチョコが流れ出てアイスと混ざって広がる。すごく甘い、が、時がとまるぐらいおいしい。味わうごとに幸せになるスペシャリテ。来てよかった。
他のプチケーキ、シャーベット、アイスも絶品。
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最後に追加のエスプレッソとおまけのムースとゼリー。最後まで極上の味だ。
おみやげのクッキーをもらってお会計、二人で5万円近くだったが高いとは感じない。
時間も2時間半、とても短く感じた。
至福の時間を味わえたしあわせでいっぱい。

ディナーは18000円と23000円のコース、日が暮れると洞爺湖の花火が遠目にみえる程度で真っ暗だし宿泊客すら予約がとりづらい。ランチは12000円と18000円のコース、抜群の眺めが楽しめるのでオススメだ。その中でもガルグイユ・フォアグラ・クーランのスペシャリテが含まれる18000円のコースが一番だと思う。
値段も値段だし、場所も場所なので、そう行けるところではないが、、毎年11月のミシェルブラスの来日フェア、できればフランスの本店にも行きたい。。

ミシェルブラストーヤジャポン
http://www.windsor-hotels.co.jp/toya/ja/restaurant/rest_michel.html
12:00~14:00(水曜~日曜日)
18:00~21:00(火曜~日曜日)
今でも数ヶ月前の予約必須だが、サミットの前後は一般客閉鎖、開催後はさらに予約が難しくなると思う。
ドレスコードはあるけど、田舎のリゾートなのでそれほど厳しくはないそうだ。


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